本当は危険な器具を使った包茎矯正
■注意が必要な包茎矯正器具の使用
インターネットや雑誌広告などでは「付けているだけで包茎が治る」「誰にも知られず包茎を治せる」などと宣伝され、包茎に悩んでいる人にとっては非常に関心の高い包茎矯正器具ですが、その効果や治療にともなう危険性については、注意すべき点が多く存在します。
ここでは、そんな包茎矯正器具の注意点について見ていきましょう。
■包茎矯正器具に治療効果はほとんどない
まず理解しておかなければならないのは、包茎矯正器具には医学的な根拠はなく、実際に効果を体感できるのはほんのわずかな人しかいないということです。包茎矯正器具は多くの場合、ゴムやシールなどでペニスの包皮に剥き癖を付け、亀頭の露出を促します。
このような方法は、軽度の仮性包茎の人には多少効果がありますが、真性包茎やカントン包茎の人には全く効果がありません。それどころか、包皮と亀頭に癒着が見られる真性包茎の人が無理やり器具を使って、包皮を露出しようとすることは、出血などが起こる可能性があり非常に危険です。また真性包茎の人が無理に包皮をむくことでカントン包茎になってしまう場合も考えられます。
■ペニスに傷がつけば充血や壊死の可能性も
常に装着しなければならないという点も、ペニスを傷つける恐れがあり大変問題です。傷口から細菌が侵入し感染症にかかったり、締め付けによってペニスの充血や壊死をまねく可能性もあります。
また通信販売で器具を購入した場合、このような問題に対しても自己責任で対応せねばならず、非常に危険です。
このように包茎矯正器具の使用は様々な危険性をはらんでいます。
男性の大事な部分の問題である包茎の改善を考えるなら、自分だけで考えず専門家に相談し、手術などの適切な治療を受けるようにしましょう。
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包茎手術は大手クリニックがおすすめ
包茎手術は病院の泌尿器科や美容クリニックでも受けることができます。しかし、泌尿器科や美容クリニックは包茎手術を専門にしているわけでないので、医師の技術力が十分でない場合も多く、手術後に感度が著しく低下してしまったり、傷跡が目立ってしまうなどのトラブルも発生しているようです。満足の行く仕上がりを望むなら、包茎手術を専門にしているクリニックで受けた方がいいでしょう。
とくに大手の包茎専門クリニックは、競合と差を付けるために対応にも気を配っているところが多いので、お勧めです。ほかの患者さんとの接触を避けてくれたり、スタッフを全員男性で揃えるなどの配慮は、大手でしか出来ないことといえるでしょう。技術面や対応を重視するなら、大手クリニックを選ぶことをお勧めします。
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