子どもの包茎に対する対処
子どもの包茎は病気でしょうか? 結論的には、病気ではありません。生まれたばかりの子どもはみんな包茎です。第二次性徴の時期になると、普段でも亀頭が露出した状態になります。
■子どもの包茎
子どもの包茎は病気?
子どもの包茎は病気でしょうか?
子どもが包茎だと両親が心配する場合もあります。
実際、小学生の子どもを持つある母親は、
包茎を治す治療を子どもに受けさせました。
これについては、「まだ早い」、「いや早くない」という意見が出されました。
では第二次性徴以前の子どもの包茎は病気でしょうか?
子どもの包茎に対する対処
生まれたばかりの子どもはみんな包茎です。
しかし、乳幼児期から幼児期にかけて、亀頭と包皮の間に恥垢が徐々に溜まることで、
剥がれ始めます。
学童期になり、勃起現象が起こるようになると、包皮が引っ張られ、
より一層剥がれていきます。
この頃になると、手で包皮を剥くと、亀頭が露出するようになります。
亀頭を露出させることが出来れば、亀頭を洗うことが出来るので、清潔さを保つことが出来るようになります。
第二次性徴の時期になると、男性ホルモンの活発化により亀頭や陰茎が急速に発達します。
そうすると、普段でも亀頭が露出した状態になります。
このように子どもの包茎は病気ではありません。 従って、第二次性徴の時期までの子どもの包茎は、 放置して置いても問題はありません。 真正包茎の場合でも、第二次性徴の時期までは待つべきでしょう。
■子供の包茎に対する無理な処置は危険なので絶対禁止!
治療が必要な子どもの包茎
子どもの包茎は病気ではありませんが、
包皮がきつ過ぎると健康上の問題が生じることがあります。
その場合は、治療する必要があります。
ではどういう場合に治療が必要になるのでしょうか?
- 1. 排尿の妨げとなる場合。
- 2. 亀頭包皮炎を起こす場合。
- 3. 尿路感染症を起こし易い場合。
- 4. 嵌頓包茎を起こす場。
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