包茎手術に対する保険の適用について

包茎手術の費用は誰だって安く済ませたいもの。それを叶える方法のひとつとして、「泌尿器科で保険適用の手術を受ける」といった手段があります。しかし、包茎手術の場合、保険は誰にでも適用されるわけではなく、特定の条件に適う人にしか適用されません。ここでは“保険の適用”について解説していきます。

■保険が適用されるのは"病気として認定された包茎"だけ!

真性包茎の場合

真性包茎はそのまま放っておくと、ペニスが非常に不衛生な状態となり、性病にもかかりやすくなるので、病気として認定されています。そのため、泌尿器科で行われる手術には保険が適用されます。保険が適用されない包茎専門のクリニックで手術を受けると、費用は約10万円~30万円程度かかりますが、保険が適用されると2~5万円といった低料金で手術が受けられるので、予算があまりかけられない人にとっては朗報といえるでしょう。

カントン包茎の場合

カントン包茎も包皮が亀頭の根元を締め付けた状態で元に戻らなくなってしまったり、不衛生な環境から性病にかかるリスクが高くなるため、病気として認定されています。こちらも真性包茎と同様に、保険が適用されることになっています。

■保険適用の包茎手術における注意点

仮性包茎は保険適用外!

仮性包茎は日本人男性にもっとも多い包茎のタイプとされていますが、残念ながら仮性包茎には保険が適用されません。仮性包茎は病気として認定されていないので、たとえ重度の仮性包茎で性感染症にかかる危険性があったとしても、原則的に保険は適用されないことになっています。

ただし、実際には仮性包茎でも保険適用の料金で手術を行ってくれる病院もあるようです。

泌尿器科で行われる保険適用の手術にはトラブルも多い

「泌尿器科なら保険が適用されるし、何より安心して任せられる」と考える人は多いですが、それは早計というものです。泌尿器科での包茎手術は、いわば"病気の治療"という目的で行われるため、見た目や機能性を保つことに関してはあまり考慮されていないのが実情です。

なかには泌尿器科で手術を受けたことにより、ペニスがツートンカラーになったり、感度が著しく低下してしまった人もいるので、決して安心とはいえません。満足の行く結果を求めるなら、包茎手術を専門としているクリニックを選ぶ方が賢明かもしれません。

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