包茎によって引き起こされる女性の病気

包茎のペニスは、セックスを通じて相手の女性の病気を誘発する恐れがあります。一体、何が原因となり、どんな病気を引き起こすのでしょうか？　パートナーとのより良い関係を築くためにも、しっかり学んでおきましょう。

女性から見れば、包茎は男性の問題で女性には関係がないことと思えるかもしれません。あるいは、包茎の男性も別に包茎でもセックスはできるし、女性が何も言わないのであれば、問題ないと考えている人もいるかもしれません。しかし、包茎は病原菌の温床になり、性病を引き起こす原因になりやすいのです。したがって、包茎は女性にとっても、深刻な問題に発展する可能性があるのです。

■なぜ包茎が女性の病気を引き起こす？

包茎は病原菌の温床になる！

一般的に包茎は、性病を引き起こす原因になりやすいといわれています。包茎のペニスは、余分な包皮のせいで亀頭が通気性を失い、亀頭の根元が湿った状態を保ち続けます。

ここに恥垢が溜まり、さまざまな病原菌を繁殖させる温床へとなっていくのです。さらに性病のリスクは当事者だけでなく、セックスの相手の女性にも発生してしまいます。

恥垢が女性特有の恐い病気を招く

包茎が引き起こす女性の病気として、代表的なもののひとつに「子宮頸癌」があります。子宮頸癌の原因は未だに明確にはされていませんが、男性のペニスに付着した恥垢から感染するともいわれており気をつけなければなりません。

たとえペニスを清潔に保っている自信があっても、セックスの際には必ずコンドームを装着するようにしましょう。

■無数にある病気を誘発するリスク

包茎は不妊症の原因にも...

包茎で不衛生なペニスは、女性の不妊症を招く原因にもなります。

また、勃起時も亀頭が露出できない真性包茎の場合、子供を作るために膣内で射精をしても、覆い被さっている包皮のせいで子宮に十分な精子が届かず、不妊に陥ってしまうといったケースもあります。そのため、包茎を嫌がる女性も少なくありません。

パートナーにとって、一番いい対策は？

子宮頸癌や不妊症のほかにも、梅毒やHIV、性器ヘルペス、淋病、クラミジアなど、包茎が引き起こす危険性のある女性の病気はたくさんあります。

こうした病気の誘発を防ぐ対策としては、ペニスをいつも清潔に保っておくこと、セックスの際には必ずコンドームを装着すること...そして、"包茎を治すこと"が挙げられます。パートナーのことを思うなら、どれが一番得策か、考えてみましょう。