包茎の治し方
包茎を治す方法1:包茎手術について
色んな医療機関で受けられる
包茎の治し方として、もっともメジャーなのが「手術」です。専門クリニックだけでなく、美容クリニックや一般病院の泌尿器科でも行われており、「余分な包皮を取り除く」といった内容はどこも変わらないものの、手術法や仕上がり具合は選んだ医療機関によって異なります。
包皮を切除する術法が一般的
包茎手術は「ペニスを覆っている余分な包皮を切除する術法」が一般的ですが、ほかにも「包皮を切除せず、包皮口を広げるように矯正する術法」などがあります。基本的に仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の違いで内容が変わることはありません。ただし、真性包茎で亀頭と包皮が癒着している場合は、包皮の切除だけではなく、癒着を取り除く施術も併せて行なわれます。
一般病院は術後の仕上がりに無頓着な傾向が…
医療機関によって、手術費用にはバラつきが生じます。一般病院の泌尿器科に比べると、専門クリニックや美容クリニックは割高といっていいでしょう。ただ、一般病院が施す包茎手術は、あくまで包茎による健康被害を防ぐことを目的に行われるため、傷跡など術後の仕上がりに関して、特別な配慮がなされることはあまりありません。
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包茎を治す方法2:包茎矯正について
「器具」と「自力」の2つが主流
包茎の治し方として、「矯正」という方法も広く浸透しています。器具に頼るやり方と、体操など自力で行うやり方の2つが主流になっているようです。また、器具にもさまざまなタイプがあり、使用者の状態や好みに応じて選べるようになっています。
器具のタイプはリング、接着剤、下着…とさまざま
包茎の矯正法として一般的なのは、器具に頼って行うやり方です。ペニスの根元に装着して、余っている包皮を捲り上げて固定する「リングタイプ」。二重瞼を作る「二重のり」のように包皮に接着液を塗り、剥いた状態を固定させる「接着剤タイプ」。内部に施されたリングと麻布によって亀頭を鍛え、穿くだけで包茎が改善できるという「下着タイプ」など、器具のバリエーションは多岐に渡ります。
自力で行う体操は「亀頭増大」が目的
包茎の矯正には、自力で体操を行うといったやり方もあります。包皮に覆われているせいで成長が妨げられてしまった亀頭に血液を送り込み、包皮が引っかかる「カリ」の部分を大きくして、亀頭を露出しやすくする…といったもので、実践している人も多いようです。
ステロイド軟膏で包茎を治療する方法
しかし、成人の包茎治療にも有効性かについては、評価が分裂しています。
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包茎矯正の危険性について
矯正は医学的な根拠や安全性に欠ける可能性大!
包茎矯正は手術ほどお金がかからないこともあり、誰でも手を出しやすい方法といえます。しかし、その反面、医学的な根拠がなかったり、安全性に問題があるケースも多いのも事実。実際に試す前に、十分な注意を払うことが必要です。
矯正器具でペニスを傷つけてしまう人も…
包茎矯正器具のなかには、安全面に対する配慮がなされていないものも多く、実際にそういった物を使ってペニスを傷つけてしまう人もいます。もっとも多く流通しているリングタイプの矯正器具では、勃起時にペニスが締め付けられて鬱血したり、強く締め付けられ過ぎたことによって勃起不全に陥ってしまった…という悲惨なケースもあります。そうしたデメリットの部分も、使う前によく調べておくことが大切です。