包茎矯正体操~こども編~
「むきむき体操」という言葉を聞いたことがありますか? 秘かに母親たちの間で話題となっている、子供向けの包茎矯正体操があるのです。
包茎を気にしているのは、当事者の男性たちだけではありません。幼い息子に対し、「将来、包茎になってしまったらどうしよう…」と不安に思う母親たちも多いのです。そんな母親たちの間で話題になっているのが、「むきむき体操」という“子供の包茎矯正体操”。ここでは、そのやり方に付いて解説していきます。
■包茎端正体操講座
「剥きっぱなしにしない」を忘れずに!
「むきむき体操」の対象となるのは、0〜2歳の赤ちゃん。その上で注意しなければならないのは、赤ちゃんのペニスは包皮口が狭いため、剥いた状態から元に戻らなくなってしまう危険性があること。そのままにしておくと包皮の先端にリンパ液が溜まって、むくんで腫れ上がり、亀頭に血液が流れなくなってしまいます。元に戻らなくなったときは、亀頭を思い切りつぶすように1分間つまんだ後、包皮をずらせば戻すことができるので、慌てずに対処するようにしましょう。
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両手の親指と人さし指でペニスの根元を持ち、ゆっくりと下にスライドさせます。指先に突っ張ったような感覚を感じたら、そのまま手を離さずにキープします。
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亀頭の先端から見え始めます。コツは「焦らずゆっくりやること」と「必ず根元を持つように意識すること」。赤ちゃんが泣き出しても無理にやり続けるのは厳禁。
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亀頭が半分くらいまで出てきたらストップ。ここまでの動作を、おむつを替える度に20回ずつ続けます。剥いた時に亀頭に溜まっている白い垢が気になっても、取るのは慣れてからにしましょう。
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■子どもの包茎矯正にご注意を!
安全第一の精神で、まずは専門医に相談を
健康面にも関わる包茎のリスクを解消してあげたい...と思うのは、当然の親心でしょう。事実、0〜2歳時に剥いておくことを推奨している医療機関もあります。しかし、赤ちゃんの包皮を無理に引っ張って剥こうとして、包皮の先端が裂けて出血したり、包皮に硬いこぶのような傷跡が残ってしまった事例がいくつもあることを、忘れてはいけません。子供の包茎は塗り薬で改善できることも多いので、どうしても気がかりなときは、専門医に相談することを強くおすすめします。